足が短い猫として有名なマンチカン。
ちょこまかと歩く姿はとても可愛いですよね!
この記事では、そもそもなぜこの可愛い短足の猫が誕生したのか?
短足の割合ってどのくらい?
など、短足マンチカンの生態について徹底解説します!
マンチカンが短足な理由とは
なぜマンチカンは短足で生まれてくるのでしょうか?
ここでは、短足のマンチカン、その理由を解説します!
突然変異!?突如出現した短足の猫
マンチカンの起源は、30~40年前にさかのぼります。
当時、アメリカで、短足の野良猫が保護されました。
やがて、その猫が子供を産むのですが、なんとその猫の子供も短足だったのです!
今まで見たこともない猫種だったので、当初は遺伝子に何か異常があるのでは・・・と疑われていました。
しかし、研究を重ねてみると、この猫が短足なのは遺伝子の異常ではないことが判明!
直接的な要因は未だ不明ですが、突然変異により、遺伝子的には何の異常もない短足の猫が誕生したのです。
その後繁殖が行われ、現在のように短足のマンチカンが存在しているというわけです。
短足のマンチカンが生まれる確率はどのくらい?
短足のイメージが強いマンチカン。
しかし、生まれてくる全てのマンチカンが短足というわけではありません。
短足のマンチカンが生まれる確率は約2割!
実は、マンチカンは短足どうしでの交配が禁止されています。
先天的な病気や奇形などをもって生まれてしまう確率が高いからです。
なので、一般的には、短足×長足(または異種)での交配が行われます。
そこで短足のマンチカンが生まれる確率はというと、実は約2割程度なのです。
仮に5匹生まれたなら、その中で短足のマンチカンは1匹いるかいないか程度です。
この例でいくと、短足なのは2匹のこともあれば、0匹のこともあり、もちろん一概には言えませんが、生まれるマンチカン全体で見ると、短足なのは約2割程度なんですね。
そう考えると、短足のマンチカンがいかに稀少かがわかりますね。
残り8割は長足、中足のマンチカン
短足が約2割となると、あとの8割の足の長さはどうなっているのでしょうか?
実は、あとの約8割のマンチカンは長足や中足で生まれてきます。
長足のマンチカンは他の一般的な猫種と同じような足の長さを考えてもらえるといいと思います。
中足は、その名の通り、短足と長足の中間くらいの足の長さです。
短足ではないけど、長足でもない。
そんなマンチカンもいるんですね!
短足マンチカンの毛色・毛の長さは?
マンチカンは、足の長さでいうと短足・長足・中足と分類されると説明しました。
では、毛色や毛の長さはどうなっているのでしょう?
マンチカンの毛色は多種多様!人気の毛色は?
マンチカンの毛色は、実は決まったものがありません。
ホワイト系、クリーム系など、様々です。
中には、いわゆる「キジトラ」、「茶トラ」、「ミケ」と呼ばれる毛色の個体もいます。
その中でも人気のある毛色が、クリーム系やレッド系(≒茶トラ)です。
こういった毛色は他の猫種でも人気があります。
多種多様な毛色をもつマンチカンも、同じようにクリーム系やレッド系が特に人気があるんですね!
短毛・長毛、毛の長さもバラバラ
マンチカンは、毛色と同じように、毛の長さも多種多様で、長毛・短毛のどちらも存在しています。
ペルシャなど、一般的に長毛のイメージの猫種もいますが、マンチカンは毛の長さによる定義がありません。
このような多種多様な見た目もマンチカンの魅力のひとつですね。
まとめ
- マンチカンが短足なのは、突然変異によるもの
- 短足のマンチカンが生まれる確率は約2割
- マンチカンの毛色や毛の長さは多種多様!
いかがでしたか?
今回は、マンチカンの「そもそも」を解説しました。
かわいいマンチカン、足の短さだけではなく、色々な魅力があります!
実際にペットショップなどでマンチカンを見てみるのも楽しいですね!
コメントを残す